エルム高原家族旅行村 | 北海道子連れキャンプ

朝起きると秋晴れのとても良い天気。
今週はキャンプに行くか迷っていましたが、この空の下でお酒飲んだら美味しそう!と早朝から飲む気、行く気マンマンです。
今回は去年栗拾いをして、美味しい栗ごはんを食べたエルム高原に決定しました。調べると去年も9月19日から1泊していたようで、どうやらこの時期はエルム高原に惹かれるようです。
これは去年の栗ごはんの写真。
天然ものなので虫食いも多く綺麗な栗を集めるのに苦労して、もくもくと皮むきした記憶があります。
朝急にキャンプになった事もあり、少し楽しちゃおうと道中でランチ。妻がラーメン食べたいと言うのでラーメン屋さんを探しつつ車を走らせます。
274号線沿い浦臼の「しいたけ飯店」を発見。以前から気になっていたので迷わず決定しました。
真っ赤な店内。
私は定食、妻はしいたけラーメンとチャーハンセット!さすが妊婦と思ったら子供たちに分ける作戦のようです。メニューが豊富で普段あまり悩まない私もかなり迷ってしまいました。
本場中国の調理人が腕をふるっているだけあって、馴染みのあるメニューも少し変わった味と見た目です。
まずは私の定食。エビチリはほとんど辛味なく、ケチャップ系の甘さに何かの不思議な香りと味。色も鮮やかな赤。まずくはないですがこれが本場の味なのか?麻婆豆腐は結構辛め。すこーし痺れる感じもあり好みです。(あービール飲みたい)
一番美味しかったのは三角の春巻き。カレー味でスパイシーなのに甘みもあり、揚げ物のコクも加わりこれもビールが欲しい!
グッと堪えて、妻のしいたけラーメンも味見。しいたけの出汁は出てますが、あっさり鳥出汁とコショウが効いていてこれも美味しい。チャーハンは驚きのベチャっとした食感。優しい味で、おばあちゃんが作ってくれたチャーハンを思い出しました。
当たり外れありましたが、全体的には大満足。レジ前にはしいたけや野菜、ピータン。奥には中国の工芸品なども売っていました。果実酒や中国酒も豊富で近所だったら夜飲みに来たいくらいです。
お腹を満たし、14:30に現地着。管理棟で受付します。管理棟には昆虫館が併設されており、蝶の標本展示など見応えがありそう。また、ボールやキャッチボールができるセットなども貸し出ししていて好印象です。子供たちが大きくなったらベタですがキャッチボールしてみたい。
去年と同じ、遊具のそばに設営します。さすが平日。貸切です。
ここでショックな出来事。
なんと栗が実っていない。
小さいとか時期が早い遅いでなく、どこにも栗の形跡がないのです。先週の台風で飛ばされたのか?メニューは栗ごはんしか頭になかったので、晩御飯どうしよっかなーと空を仰ぎ見ます。あぁどうしよう。あ、鳥だ。
そんな状況の中、子供たちの様子がおかしい。何してるのー?聞くと、ダンゴムシゲームらしいです。
テント横の斜面でしゃがみこんで丸くなっています。
私がツンツンするとキャーっと叫び動きます。
少し斜面を登って行き、また丸くなります。
子供たちは楽しそうなのでそれでいいですがシュールすぎる遊びです。
そんな事をしていたら、あたりが暗くなってきます。
栗ご飯しか頭になかったので、食材入れにはコメ、もち米、ダシ、夜食のつまみ、パンくらいしかありません。
思いついたのはキャンプ場とつながっている日帰り温泉ゆったり内のレストランです。温泉には行くつもりだったので、一緒に食べればいーじゃないかと。
そうと決まればレストランが閉まる前にと急ぎ目で温泉へ
長男は私と。次男はママと。
まずはお湯に入ります。
さっぱりしたらご飯です。私はカツカレー。(赤いのは自分で投入した七味です)
長男はソフトクリームも追加してご満悦。さっぱりしてお腹も満たされ、テントに戻ろうかとすると、次男が売店ミニカートラップにしっかりハマりました。
イヤイヤ期の次男くん。決して車を離しません。
今回はパパの負け。次男だけになにか買うと当然長男も羨ましがるので、長男には地元木材の積み木を購入。
サイトに戻るとなんだかすぐに眠くなり、写真も撮らず、お楽しみの晩酌タイムもそこそこに寝てしまいました。
翌朝。
気持ちの良い天気です。
昨夜の冷え込みと、地面がかなり湿っていたのでテント内が結露でビッチャリですがこれなら乾きそう。朝は非常用のパンを子どもに与えすませました。栗ご飯キャンプから、自炊しない超手抜きキャンプになっちゃいました。たまにはいいっしょ。
このサイトは、大きな滑り台のすぐそばに設営できます。木製遊具は遊べますが痛みがあり、安全性に不安あり。当然ですが去年来た時よりも壊れ具合が進んでおり、私判断では今年までがギリかなーと思います。遊具のあるトリム広場は、特設サイト的な扱いらしく、炊事場は必要十分。トイレはこんな感じです。
テントの向かい側には遊びやすく整備された川もあり、エビなどが採れるようです。子どもがもう少し大きければ、良いですが、4歳2歳の川遊びはただの事故にしかならないので近づかないように注意しなくてはいけません。
設営場所でかなり雰囲気が異なるのもエルム高原家族旅行村の特徴かも。
管理棟近くの駐車場付近の設営場所ならこんな感じで、カーサイト的な使い方もできます。
テントが乾かないので放置したまま、滝川の子ども科学館へ遊びに行きました。
なんだかものすごく手作り感のある施設で、想像していたよりもとても楽しかったです。戻ってカマボコテントを片して、手打ちそば祭りで遅い昼を食べて帰宅しました。
科学館とそば祭りも紹介したいのですが、結構長くなってきたので、次に続きます。
エルム高原については一旦終了です。超手抜きキャンプになりましたが、やはり少しは苦労がないと楽しみが半減しますね。やはり料理はキャンプの醍醐味の一つなのでしょう。